映画、ドラマを観ました。

映画、ドラマの感想ブログです。

ガーディアンズオブギャラクシーvol3

今年一番楽しみにしていた作品。

見る前は、3時間半は流石に長すぎだろうと

思っていたんですが、

実際観てみると、テンポもよく長尺が気にならなかったです。

 

今回は、怪我をした仲間(ロケット)を助けようと、

彼の古巣に潜りこみ、ロケットを生み出したハイ・エボリューショナリーと戦うというモノ。

 

冒頭での動物虐待シーンと相まって、このハイ・エボリューショナリーの残虐性が見事に表現されています。

自分が生み出した動物たちや街を簡単に焼却しようとするところとかね。

 

ネタバレ解説 ロケットはなぜ踊らないのか『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』音楽を考察 | VG+ (バゴプラ)

 

この解説が私的に良かったので、ご紹介。

今作で、彼らのわちゃわちゃが観られなくなると思うととても寂しいですが

スターロードがいつか帰ってくると信じてまっていましょう!

 

 

 

 

ノースマン 導かれし復讐者

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自分の父親を殺されて、復讐を誓ったヴァイキングの王子の話です。

 

長い戦闘シーンをカメラ一台で撮影したり、出演者が豪華だったり、

玄人受けする映画じゃないかなと感じました。

 

歴史物得意じゃない私でも、置いてけぼり食らうことのない、

『THE 復讐』っていう設定も良かった。

 

主人公が少し歳をとりすぎてる気がしたけど、

許容範囲内かな。

 

 

ナイトエージェント

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NETFLIXドラマ、ナイトエージェントの紹介です。

 

ホワイトハウス勤務のFBI捜査官が、一本の電話から

巨大な陰謀に巻き込まれていく、サスペンスアクションです。

 

戦うシーンが妙にリアリティーがあったり、

人物描写が細かかったりと、よくある陰謀アクションとは一味違う

作りに、このドラマ制作人のこだわりを感じました。

 

夜勤のホワイトハウス勤務の電話番(FBI捜査官)のピーターが

一本の電話を受ける。

その電話の主は、今まさに謎の侵入者に狙われているところのローズだった。

 

危機一髪で助かったローズは、ピーターと共にこの事件の真相を探ろうとする。

 

全10話はちょっと長い気がするけれど、なかなか見応えのあるドラマです。

好評だったようでシーズン2も作られるとか。

 

有色人種のキャストが多数いたり、LGBTQの方が出たり、ジェンダー平等にしてあったり、配慮も良かった。

 

 

ザホエール

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恋人を亡くし、過食を繰り返して270キロまで大きくなってしまった主人公

チャーリー。看護師で親友のリズに、病院に行かないと

命が危ないと告げられる。

 

自分の余命がわずかしかないことを知ったチャーリーは、

ずっと前に離れ離れになってしまった娘と

再び交流しようと試みる。

しかし、長年会ってなかった娘はチャーリーを拒絶する。

 

主人公含め、登場人物全員が聖人君主ではありません。

小さな嘘は平気でつくし、心に闇も持っている。

 

主人公チャーリーも同情はするけれど、

娘を捨てた過去はあるし、なんならお金で娘を引き止めようとします。

 

多少の悪を持っている、普通の人々の

愛のお話です。

 

とても不器用で、方法も間違っていて、

でも純粋で。

 

もしかしたら、あなたの周りにもいるかもしれません。

チャーリーのような人が。

 

 

 

 

 

ミセスハリスパリへ行く。

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とても可愛い映画です。

家政婦の仕事をしているミセスハリス。

仕事先の奥様のクローゼットにあるクリスチャンディオールのドレスに

一目惚れ、ディオールのドレスを買いにパリに行き、手に入れるまでの冒険物語です。

 

この映画の見どころはなんと言っても、ミセスハリスの人柄でしょう。

 

親切で世話焼きで、物おじしない態度がとても魅力的なミセスハリス。

彼女の周りにはいつも、彼女を慕う人たちがくさん集まってきます。

 

そして数々の素敵なドレスたち。これは実際ディオールのスケッチを元に再現されたとか。

 

とても幸せな気持ちになれる映画です。

 

ラストオブアス

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謎の寄生菌によって文明が崩壊した世界で、

娘を失った主人公ジョエルと、菌に耐性のある少女エリー

が困難を乗り越え、友情を育んでいく物語。

 

最初、このドラマを見始める時躊躇しました。

なぜなら私は「ウォーキ○グ デッド」を途中で見るのを辞めてしまった過去があるからです。結局人間が一番怖いよね。みたいなパターンが想像できてしまって、

あまり乗り気じゃなかったんです。

 

でも見始めたら、すごく面白かった。

まず、ゾンビが途中から蔑ろにされることもないです。

んで、ゾンビ(のような人)が足はえーです。

 

今までゾンビが足はやい映画、いくつかありましたけれども、

このドラマ、すげー足はえーです。

 

あと、あんまり極悪な人が出てきません。

こんな世界になってしまって、仕方なしに悪いことをして生きている普通の人たち

や、自分なりの正義感を持って(それが間違えた方向に向いていようとも)

生きている『普通』の人たちが大勢出てきます。

 

なので、なんかわかるなぁって所が多い。

 

物語としてかなりしっかりと作り込んでいるので、

飽きることなく最後まで見ることができます。

 

私的に久しぶり大ヒットドラマでした。

 

 

 

 

スウィートシング

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この映画に出てくる大人たちは、概ねダメな大人たちだ。

子供達より男を選んだ母親。

普段は優しいが酔うと豹変するアルコール中毒の父親。

母親の彼氏も暴力的で最低な男だし、

唯一優しくてまともな大人は、

主人公ビリーの妄想の中の、ビリーホリディだけだった。

 

ビリーホリディはビリーの父親が好きだった歌手の名前。

ビリーの名前は、ビリーホリディからつけたものだった。

 

普段はモノクロの世界で生きているビリーと弟のニコだったが(文字通りモノクロの映画だ)ビリーとビリーホリディの世界(妄想)は色鮮やかな世界だった。

 

ビリーとニコは、ちゃんと大人を信用している。・・・今はまだ。

両親の愛情を欲しているし、アル中の父親が、リハビリ施設から戻ってきてくれることを心から望んでいる。

 

二人の子を持つ親として、心から願う。

私は子供たちの期待を裏切らない大人でありたいと。

 

元子供だった私も願う。お父さんとお母さんが二人の元に帰りますようにと。